医薬品専門商社と特長のある注射剤ジェネリックトップメーカーを目指し、
全く新しいタイプの医薬品企業グループを作り上げていく

私たちコーア商事ホールディングスグループは、医薬品分野において常に挑戦を続けてまいりました。 グループは、原薬販売事業を担うコーア商事、医薬品製造販売を行うコーアイセイとコーアバイオテックベイ、そしてこれら3社を統括するコーア商事ホールディングスで構成され、商社とメーカーが一体となった独自のビジネスモデルを通じてイノベーションを生み出しながら医薬品業界を支えています。

昨年私たちは2030年に向けた成長戦略として、連結営業利益80億円を目標とする財務目標を発表し、達成に向けて全力で取り組んでいます。 この目標は、安定した収益基盤を持つ原薬販売事業に加え、成長を続ける医薬品製造販売事業が牽引することで、十分に実現可能であると確信しています。特に、2027年7月に稼働予定の蔵王第二工場は、成長のカギとなる重要なプロジェクトです。2017年より稼働している少量多品種生産対応の蔵王工場と、大量生産に特化した蔵王第二工場がシナジーを生み出し、開発から製造まで一貫して受託する「医薬品開発製造受託（CDMO）体制」を確立することを指しています。 この体制の確立は、医薬品製造販売事業における重要な目標であり、私たちのさらなる成長を支える基盤となります。

私たちは、グループ全体で医薬品の安定供給に貢献することを使命としています。2030年に向けた目標の達成はもちろん、これからも社会に必要とされる企業グループとして、新たな挑戦を続けてまいります。 今後とも、皆様の変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

（2025年2月掲載）

コーア商事ホールディングス株式会社
代表取締役社長

首藤 利幸